ストレスマネジメントの実践方法

仕事や職場のストレスを抱えている人は多く、心身を壊してうつ病や体調不良で休職・退職をする人が目立っています。この問題を解消するには、ストレスと上手く付き合い、適切に対処する「ストレスマネジメント」の意識や取り組みを普及させる必要があるでしょう。

ストレスマネジメントの実践手法には、セルフモニタリングとストレスコーピングがあります。セルフモニタリングとは、自身のストレス状態に気付くことです。自身がストレスを感じたとき、注意深く観察し、自身の体調はどうか、感情がどう変化したかなど、原因と結果を客観的に記録する方法があります。

ストレスを感じる原因はストレッサーと呼ばれ、温度・光・音・人間関係のほか、締め切りやノルマといったプレッシャーなどの刺激が挙げられます。それらが重圧となってストレスがかかると、イライラ、集中力低下、頭痛、肩こり、倦怠感等のあらゆる反応が出ます。自身がストレスを感じた状況、考えたこと、気分の様子、身体反応、行動を詳細に書き出すセルフモニタリングは、自身の物事に対する感じ方、反応の仕方を明らかにするヒントになります。それは、自身に合ったストレス対処法を知る一歩でもあります。

そしてストレスコーピングとは、ストレッサーから生じた反応を減らす対処法のこと。この対処法は、前述したセルフモニタリングの内容をもとに行うのが理想的です。ストレスコーピングには、人に愚痴をこぼすなどして気持ちを解放する「情動焦点型コーピング」、ストレッサーへの考え方を変える「認知的再評価型コーピング」、気晴らしをして心身リフレッシュを図る「ストレス解消型コーピング」などがあります。これらを上手く使い分けることで、ストレス耐性を高めることが可能です。ストレスマネジメントに関心があるなら、こちらもどうぞ。